【盛岡で本番直前合宿】二日目です。
本番まで2日に迫った、岩手日報朝刊の一面に昨日の取材が掲載されていました。
スポーツ新聞かと見紛う一面に「東北ユースオケ23日公演へ」の小見出しで、めくると三面に「音色 坂本龍一さんに届け」の見出しにカラー写真が掲載されておりました。今期のキャプテンであるトロンボーンの海津洸太くん(大2)と岩手県出身のヴァイオリンの金杉果音さん(中2)のコメントが紹介されています。まだWebでは公開されていないのでリンクはありません。
また福島民報にも海津キャプテンの記事が本日出ました。『教え胸に感謝を音に 東北ユースオーケストラの海津洸太さん(福島大) 故坂本龍一さん追悼演奏会に向け』、こちらはリンクから記事を見ていただけます。
引っ張りだこの海津キャプテンは、昨日の夜日本テレビのニュースサイトにも。動画は、こちら。『坂本龍一さんが監督を務めたオーケストラ キャプテンが語る坂本さんとの思い出「一生の宝もの」』の記事もリンクから読んでいただけます。
朝からの練習が終わり、昼休み。
お気に入りのこぐまのキャラクターの服を見せに来てくれる「自己主張の強いウェア派」の団員もいますが、何はともあれ栄養補給!
食事シーンもNHKの密着カメラが追っております。
今日のランチは合宿飯の代表格、カレーでございます。
しかし、団員の中には宿泊先で朝からカレーだった人もいるようで。
2食続けてカレーの笑顔で良かったです。
また昼休みを利用して渋谷のラジオのレギュラー番組『渋谷の東北ユースオーケストラ』(毎週水曜日11時30分〜55分)の4月以降の企画会議をしてくれていました。この番組のアーカイブはすべてリンク先よりお聞きいただけます。
さて、今日からマエストロ栁澤寿男さんが指揮で練習となりました。
午後イチの練習は、本番でも一曲目の曲から。
この編成で楽曲が当てられる方は、相当な坂本龍一ファンだと思われます。本番のオープニング曲をお楽しみに!
また午後からは心強いゲスト奏者も加わっていただいての合奏練習となりました。
ピアニストの中野翔太さんです。
今回の演奏にあたっては坂本龍一監督のピアノのタッチを相当聴き込んで臨まれるとのこと。
本番の演奏にご期待ください。
最後にもう一つ、読売新聞にも本日記事でご紹介いただけました。
『坂本龍一さんが掲げた「心の復興」胸に、東北の若手オーケストラが追悼公演…「人を笑顔にしたい」』です。こちらの報道では、指揮の柳沢さん、三浦瑞穂さん、駒井心響さんのコメントが引用されています。
直前合宿恒例の本番までのカウントダウンボードもにぎやかになってきました。
こちら今期9期からで「ショパン」のあだ名がついたチェロ担当の佐藤洸聖くんの似顔絵大会(しかしエントリー数2人)になっていたので、ご本人との記念写真を収めました。
また先の読売新聞でコメントが紹介された盛岡市出身の中学2年生、駒井心響さん(ヴァイオリン)作の指揮栁澤さんアートがボードにあったので、今日の練習終わりの栁澤さんに直撃、「どうですか?」「似てますか?」とお尋ねしたところ、
「それは、若すぎます!」とのご回答。駒井さんなりの推し活アートが創造的発展を遂げることを望んでおります。
今週末の23日(土)盛岡、24日(日)仙台(ともにゲストはのんさん)、30日(土)郡山(ゲストは吉永小百合さん)の演奏会は、まだチケットがございます。はやぶさなら東京から盛岡まで2時間ちょっと。坂本龍一監督の唯一のオフィシャルな追悼公演! プライベートアーカイブからの写真や、東北ユースオーケストラの団員と過ごした日々の動画など、未発表素材をふんだんに使った映像も見どころです。
今日、その映像をチラリと拝見しました。もはや今回の追悼公演は、2時間半の坂本龍一の足跡、シネマコンサートだと思っていただいても良いかもしれません。数々の貴重なスチール、ムービーが演奏とともに大きなスクリーンに投影されますから、坂本龍一ファンの方々には必見のライブです。
一緒に天国の坂本龍一監督に向けて音を届けましょう。
ぜひご来場ください。