MEMBERS


DIRECTOR

坂本龍一

1952年、東京都生まれ。78年『千のナイフ』でソロデビュー。同年『Yellow Magic Orchestra』を結成。散開後も多方面で活躍。『戦場のメリークリスマス』 (83年)の音楽では英国アカデミー賞、映画『ラストエンペラー』の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞、他を受賞。環境や平和問題への言及も多く、森林保全団体「more trees」の創設、また「東北ユースオーケストラ」を立ち上げるなど音楽を通じた東北地方太平洋沖地震被災者支援活動も行った。2013年 山口情報芸術センター(YCAM)アーティスティックディレクター、2014年 札幌国際芸術祭ゲストディレクターを務め、2018年 piknic/ソウル、2021年 M WOODS/ 北京、2023年 M WOODS/ 成都での大規模インスタレーション展示、 また没後も最新のMR作品「KAGAMI」がニューヨーク、マンチェスター、ロンドン、 他を巡回するなど、アート界への積極的な越境は今も続いている。2023年3月28日、 71歳で死去。


CONDUCTOR

栁澤寿男

2007年、国連統治下のコソボ自治州において、コソボフィル首席指揮者に就任。旧ユーゴの民族共栄を願って、バルカン室内管弦楽団を設立。ウィーン、ジュネーヴ、サラエボ、ベオグラード、ニューヨーク、東京等でWorld Peace Concertを開催し、パスカル・ロジェ、ペーテル・ヤブロンスキー、諏訪内晶子各氏等と協演。また国連欧州本部総会議場でも演奏。2022年は、ローマ・パルコ・デッラ・ムジカに於いて、 ローマ歌劇場管弦楽団メンバーを交え、コリヤ・ブラッハー氏と協演。オーケストラを通じた地域和平への尽力により、コソボ大統領勲章(文化功労賞)を授与される。