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  1. 吉永 小百合
    吉永 小百合

    PROFILE

    1957年ラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビュー。1959年「朝を呼ぶ口笛」で映画に初出演し、「キューポラのある街」「愛と死をみつめて」から、最新作「こんにちは、母さん」まで、123本の映画に出演。坂本龍一監督とは2010年のNHKホール「平和への絆コンサート」で初共演し、日本各地、 海外でも「非戦、非核」のコンサートを開催。 CD「第二楽章」はヒロシマ、ナガサキ、オキナワ、フクシマをテーマに4枚をリリースしている。
    TBSラジオ「今晩は吉永小百合です」放送中。 (毎週日曜日22時30分)

    MESSAGE

    月を見るとき、星を見るとき、
    今、坂本さんはどこから私達を
    見守って下さっているのか、と
    思いを巡らせます。

    東北の若者たちの力強く美しい
    演奏を、いつまでもいつまでも
    坂本監督に届けたいと思います。

    TYOと共に、私も成長したい
    団員の皆さんと心を通わせて
    歩いて行きます。

  2. のん
    のん

    PROFILE

    俳優・アーティスト。音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活動。
    2016年、劇場アニメ「この世界の片隅に」主人公すずの声を演じ、第38回ヨコハマ映画祭審査員特別賞を受賞。2022年2月に自身が脚本、監督、主演の映画作品「Ribbon」公開(第24回上海国際映画祭GALA部門特別招待作品)。同年9月公開の映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」を受賞。2024年12月、映画「私にふさわしいホテル」2025年2月、DMMTVでの実写ドラマ「幸せカナコの殺し屋生活」公開予定。
    音楽活動では2023年6月に、2ndフルアルバム『PURSUE』をリリース。
    2024年、第16回伊丹十三賞を受賞。

    MESSAGE

    東北ユースオーケストラの皆さまへ

    震災を乗り越え音楽を通じて絆を深め力強く成長していく姿に、心から感銘を受けています。

    私は朗読でご一緒させていただく時、たくさんの元気をもらっています。若々しい力に溢れた美しい演奏に、豊かな未来を突き進んでいく頼もしい姿に、私も頑張るぞーと気合が入ります。

    これからも、音楽を通して多くの方々に勇気を届けてください。
    私もTYOの皆さんからもらったパワーを発揮して頑張ります。

  3. 渡辺 真理
    渡辺 真理

    PROFILE

    1967年神奈川県横浜市生まれ。横浜雙葉学園、国際基督教大学を卒業後、1990年にTBSにアナウンサーとして入社、1998年フリーに。現在は、テレビ東京「知られざるガリバー」にてナレーションを担当(毎週土曜日 18時〜)。ほぼ日刊イトイ新聞「マリーな部屋」では、お菓子のコラムを執筆、「ほぼにちの學校」にてナレーションを担当している。

    ほぼ日HP https://www.1101.com/
    渡辺真理HP https://www.watanabemari.com

    MESSAGE

    震災で壊れた楽器を目にした坂本龍一さんは、子どもたちが部活動を取り戻せるよう、楽器の修理からはじめて練習成果を披露できるよう、翌年には発表会を開催。
    合唱、ロック、アイドルソングなんでもありのステージから「すっごく楽しかった!」「練習して絶対もっとうまくなる!」きらきらした汗と笑顔で舞台袖に帰ってくる子どもたちと、ひとりひとりを見守る坂本監督の姿は忘れられません。
    その活動から、東北ユースオーケストラの芽は生まれ、練習と公演を重ねて、少しずつ豊かな枝葉を広げてきました。監督からの課題曲があまりに難しくてびっくりすることも多々ありました。でもそれは、被災した子どもたちだからという慮り以前に音楽を前に平等に真摯に一緒に強く育っていこうという決意から。だから、子どもたちが奏でる一音一音には、坂本監督の願いと息吹が宿っています。

  4. 安達 真理
    安達 真理

    PROFILE

    日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者。

    MESSAGE

    ご縁のきっかけは、藤倉大さんの作曲ワークショップ。みんなが自由な発想でのびのびと曲を創ってくれて驚きました。年代を越えた大きな家族のような東北ユースのみんなが真剣に音楽と向き合う姿には、いつもこちらが励まされます。坂本さんがわくわくと彼らを見つめる純真な眼差しが忘れられません。これからも応援しています!

  5. 新井 鴎子
    新井 鴎子

    PROFILE

    東京藝術大学音楽学部楽理科・作曲科卒業。NHK教育番組の構成で国際エミー賞入選。
    これまでに読響、東京フィル、仙台フィル、N響等のコンサートの構成、「題名のない音楽会」「東急ジルベスターコンサート」等の音楽番組の構成を数多く手がける。「横浜音祭り」総監督。東京藝大にてインクルーシブアーツ研究に携わり、1本指で弾ける楽器「だれでもピアノ®︎」を開発。著書に「おはなしクラシック」(アルテスパブリッシング)、「音楽家ものがたり」(音楽之友社)等。東京藝術大学客員教授、東京大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール館長。

    MESSAGE

    伝えることは繋ぐこと。多様なバックグラウンドをもつ者たちが、ひとつのゴールに向かって対話を重ね、他者との違いを受け入れ、音楽作品を通じて共創する。それがオーケストラだ。オーケストラ活動の素晴らしさは、音楽と社会の繋がりを学べることだと思う。坂本龍一さんの提唱により立ち上げられた東北ユースオーケストラは、震災の復興支援プロジェクトという役割を超えて、若者たちの心と体が循環する永遠に新鮮な広場となっている。

  6. 大友 良英
    大友 良英

    PROFILE

    音楽家

    MESSAGE

    2013年に坂本さんとともに即興演奏の指揮で東北ユースのみなさんと共演したこと今でもはっきりと思えています。皆さんの笑顔、そしてそこから生まれる未知の音、最高の間でした。この先もまた何らかの形で、ご一緒できれば嬉しいです。よろしくお願いします!

  7. 篠崎 史紀
    篠崎 史紀

    PROFILE

    愛称 “まろ”。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。 1988年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、1997年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍する。2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「マロカンパニー」が結成された。これらの功績により、「2020年度第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。その他、1979年史上最年少で北九州市民文化賞、2001年福岡県文化賞、2014年有馬賞受賞。
    2024年、自身初となる絵本「おんがくはまほう」、エッセイ「音楽が人智を超える瞬間」を発売。

    MESSAGE

    「夢があるから人生は輝く」
    音楽は万人に対して平等であり、再生と伝承によって多くの夢を与える存在です。また世界中の人々と言語や人種、宗教、ジェネレーションを超えて喜怒哀楽を共有できます。
    私は、「音楽をやってると世界中に友達ができるよ!」と両親に言われて育ち、そのおかげで多くの素晴らしい出会いに恵まれ、かけがえのない経験を重ねることができました。
    これからも団員一人ひとりの人生に音楽が共にあり、オーケストラの演奏が多くの方に夢と希望を与え、世界を繋ぐ架け橋となるよう応援しています。みんなで世界中に良き地球人を増やして行きましょう!

  8. 清水 和音
    清水 和音

    PROFILE

    ジュネーヴ音楽院にて、ルイ・ヒルトブラン氏に師事。1981年、弱冠20歳で、パリのロン=ティボー国際コンクール・ピアノ部門優勝、あわせてリサイタル賞を受賞した。これまでに、国内外の数々の著名オーケストラ・指揮者と共演し、広く活躍している。室内楽の分野でも活躍し、共演者から厚い信頼を得ている。これまでに多数のCDをリリース。ショパン、ベートーヴェン、ラフマニノフなど幅広いレパートリーを誇り、2021年にはデビュー40周年を迎え日本を代表するピアニストとして活躍中。

    MESSAGE

    一緒に演奏した「戦場のメリークリスマス」は今でもよく覚えています。坂本龍一さんの想いを継いで、ながくながく続きますように。応援しています。

  9. 中野 翔太
    中野 翔太

    PROFILE

    1999 年からジュリアード音楽院プレ・カレッジに留学。同音楽院を経て、2009 年に同大学院を卒業。 第 15 回出光音楽賞受賞。
    これまでにシャルル・デュトワ指揮/ NHK 交響楽団、小林研一郎指揮/読売日本交響楽団、小澤征爾指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アシュケナージ指揮/ NHK 交響楽団等と多数共演。
    近年は、大植英次指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団とガーシュウィン『ラプソディー・イン・ブルー』、カーチュン・ウォン指揮/日本フィルと坂本龍一『地中海のテーマ』でソリストを務め絶賛された他、 ジョナサン・ノット指揮/東京交響楽団とシェーンフィールド『4 つのパラブル』、神奈川県民ホールで開催された『浜辺のアインシュタイン』などに出演。故坂本龍一氏が力を注いだ東北ユースオーケストラとの共演は TV などでも放映された。 圧倒的な技術に裏打ちされた、豊かな表現力と透明な音色が高く評価されている。
    クラシックを基盤に、作曲、編曲、ジャズ演奏など音楽活動の幅を広げている。
    2021 年に続き 2023 年も浜松国際ピアノアカデミーの講師を務めた。

    MESSAGE

    この度東北ユースオーケストラのサポーターに就任させていただくことになり大変光栄に思います。 2024年3月に坂本龍一監督追悼公演で共演させていただいた日々のこと、その瞬間瞬間は今でも心の奥底に深く刻まれています。オーケストラメンバーの方々それぞれが自らの意思を大切に音楽と向き合い、そして坂本監督の思いと向き合っていることに強く感銘を受けました。その演奏からは音楽に対する熱い思いがとめどなく伝わり、共に音楽を奏でることが幸せなひと時でした。この素晴らしいオーケストラの活動がこれからも続いていくよう、少しでもお力になることができればと思っています。

  10. 成田 達輝
    成田 達輝

    PROFILE

    ロン=ティボー国際コンクール(2010)、エリザベート王妃国際音楽コンクール(2012)にてそれぞれ第2位。著名指揮者および国内外のオーケストラと多数共演し高い評価を得るとともに、リサイタルや室内楽においても圧倒的なテクニックと多彩な表現力を披露している。現代作曲家とのコラボレーションも積極的に行っており、2022年9月には坂本龍一の「ソナタ」を録音。使用楽器は、ストラディヴァリウス“Tartini”(宗次コレクションより貸与)。

    MESSAGE

    東北ユースオーケストラとは2024年3月に一緒に演奏させていただきました。本当に嬉しかった大切な思い出です。
    東北ユースオーケストラは、坂本龍一さんの自由な精神がそのまま音に表れていて、世界に類を見ないオーケストラだと思います。これからも、その精神を大切にしていって欲しいと思っています。
    世代や時代に関わらず、歴史や時間も超えて、音楽をするとはどういうことなのか、熱心に感じようとしているメンバーの皆さんがとても素敵でした。今後どのような形で活動されていくのか楽しみです。これからも応援しています。

  11. 松田 理奈
    松田 理奈

    PROFILE

    第10回日本モーツァルト音楽コンクール第1位。2002年にはトッパンホールで「16才のイザイ弾き」というテーマでソロリサイタル開催。第73回日本音楽コンクール第1位、2007年サラサーテ国際コンクールディプロマ入賞。東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースにて研鑽を積み、ドイツ・ニュルンベルク音楽大学を卒業、同大学院を修了。国内の主要オーケストラのほか、ハンガリー国立フィル、ヤナーチェク・フィル、スーク室内オーケストラ、ベトナム響など数々の楽団や著名指揮者と共演。

    MESSAGE

    2024年、合同練習や東京公演のステージをご一緒しましたが、教授の意思や想い、そして音楽の力が心動かすこと、心繋ぐことを共有している、温かな素晴らしいユースオーケストラで、大きな感銘を受けました。唯一無二の美しさと強さ、喜び溢れる雰囲気と共に、歴史を積み重ねていくことを願っています。

  12. 挾間 美帆
    挾間 美帆

    PROFILE

    国立音楽大学およびマンハッタン音楽院大学院卒業。2012年、ジャズ作曲家としてメジャーデビュー。2014年、出光音楽賞受賞。アルバム『ダンサー・イン・ノーホエア』が2020年米グラミー賞ノミネート。2019年からデンマークラジオ・ビッグバンド首席指揮者、2020年にはオランダのメトロポール・オーケストラ常任客演指揮者に就任。
    2023年、デビュー10周年記念アルバム『ビヨンド・オービット』リリース。

    MESSAGE

    「ひとが未曾有の災害に遭ったとき、音楽家はなんて無力なのだろう」と落胆していた折に坂本龍一さんからお話を伺って知ったのが、東北ユースオーケストラでした。音楽を通じてひとの心に栄養を与えることができると証明してくれた東北ユースオーケストラは、私にとっても目に見えない音楽の大きなパワーに気づかせてくれた大きな希望です。これからも音を奏でる愛おしさと、皆で喜びを分かち合いながら演奏する楽しさを、音楽をとおして伝え続けるオーケストラでいてください。

  13. 辻井 隆行
    辻井 隆行

    PROFILE

    元パタゴニア日本支社長 / Ex-Patagonia Japan GM

    MESSAGE

    東日本大震災から一貫して続く、地域に寄り添った、血の通った活動を心から応援したいと思っています。

  14. 山下 洋輔
    山下 洋輔

    PROFILE

    1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外のジャズ・アーティストはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラなど異ジャンルとも意欲的に共演する。2019年、山下洋輔トリオ結成50周年を祝う。2020年、ソロピアノ・アルバム『クワイエット・メモリーズ』をリリース。2024年、毎日芸術賞受賞。
    公式ホームページ:https://www.jamrice.co.jp/yosuke/

    MESSAGE

    坂本龍一さんに頼まれて、2016年の東北ユースオーケストラ第一回演奏会でガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」を一緒に演奏しました。コンサート直前の合宿練習に参加させてもらい、大勢の東北の若き音楽家たちが熱心に音楽に向き合っている様子を目の当たりにして、とても胸を打たれました。
    これからも、坂本監督が東北ユースオーケストラに託した気持ちを忘れるこ
    となく、音楽の楽しさ、強さ、美しさを、世界に伝え続けてください。


PARTNERS

株式会社デジタルガレージ株式会社カカクコムJA共済

ADVISORS

  1. 藤倉 大
    藤倉 大

    PROFILE

    作曲家

    MESSAGE

    「大くんが福島でやっているエルシステマジャパンの作曲教室、僕らの東北ユースでもやってくれないかなあ」と坂本龍一さんから依頼されたのが、東北ユースとの出会いでした。坂本龍一さんは僕の子供の頃からのヒーローです。2009年にお会いして以来、ずっと親しくしていただきました。坂本さんが大事にしていた東北ユースの活動。少しでも応援できることを嬉しく思います。

  2. 原 摩利彦
    原 摩利彦

    PROFILE

    音楽家

    MESSAGE

    初めて東北ユースオーケストラの演奏を聴いた時、減衰する音の中に坂本監督の大切にされていた 美しい響きがありました。そして今年、奈良県法隆寺で一緒に演奏する機会に恵まれ、東北ユースオーケストラの音が立ち上がるとともに、音楽の喜びに体が包まれるのを感じました。 これから一緒に音楽について考え、作っていくことを楽しみにしています。

  3. 浅田 彰
    浅田 彰

    PROFILE

    批評家、京都芸術大学教授

    MESSAGE

    「危機にあっては生命を守り生活を再建することが急務で、音楽などのアートは不要不急だ」と言われることがある。しかし、とりあえず危機を生き延びた人たちは、「生きるための物資」と同時に、「それがあるから生きていてよかったと思える何か」のひとつとしてアートを求めることが多い。東日本大震災の後に坂本龍一さんの創設した東北ユースオーケストラは、そうした人間の本質的な要求に応じ、「心の復興」のため、またそれを超えた新たな創造に向けて、目覚ましい活動を展開してきました。それが今後も多種多様な花を咲かせていくことを願ってやみません。

  4. 小沼 純一
    小沼 純一

    PROFILE

    音楽・文化批評家、詩人、早稲田大学文学学術院教授

    MESSAGE

    いろんな人たち、年齢も性格も癖も楽器も違う、人たちがおなじ、ある時間の幅を持つ「曲」を一緒に演奏する。とても若いときから経験ができる。東北ユースオーケストラはそんな貴重な場です。ともに演奏するなかで、他者(たち)のこと、じぶんのこと、空気=空間・時間のことをカラダで、アタマで、考えられる。誰でもがこの経験を持てるわけではありません。大切に育てあげていってほしい。そうおもいます。


OBOG

  1. 2024年 9期
  2. 2023年 8期
  3. 2022年 7期
  4. 2021年 6期 新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大により、活動休止
  5. 2020年 5期
  6. 2019年 4期
  7. 2018年 3期
  8. 2017年 2期
  9. 2016年 1期

OBOG PICK UP

  1. Violin 内藤 美桜(ないとう みお)さん

    産婦人科医

    私は現在産婦人科医ですが、職種等問わず関係者とのコミュニケーションをとる大切さというのをTYOで学ぶことができたと感じています。今後も音楽を愛する皆さんで、坂本監督が作り上げたこのオーケストラを継承してください。応援しています!

  2. Violin 畠山 茜(はたけやま あかね)さん
    Violin 畠山 茜(はたけやま あかね)さん

    JA共済職員

    2~3期でキャプテンを務めさせていただきました。とても幅広い年代が所属する組織でキャプテンという立場だったので、多様で大勢の人たちとコミュニケーションをとる機会が非常に多く、刺激的でした。特に、キャプテンとして「団員のために行動すること」と「同じことを伝えるときもその相手に合わせた伝え方をすること」を意識していました。現在は、TYOに協賛して頂いていたJA共済に入会し、卒団後も自分がその一翼となれるように努めています。いつまでも、監督からの愛を忘れないオーケストラでいてほしいと思います。

  3. Violoncello 阿部 秀捷(あべ ひでとし)さん
    Violoncello 阿部 秀捷(あべ ひでとし)さん

    会社員

    ルツェルンフェスティバルアークノヴァ松島2013に参加し初めて坂本監督に出会い、TYOにも入団しました。一番印象に残っているのは、熊本での演奏会です。いままで支援される側だったTYOが支援する側に転換できたコンサートだったと思います。甚大な被害を受けた東北の復興が着実に進んでいることを遠くの人にアピールするひとつのきっかけになったと思いますし、それが現地の人たちの心の復興につながった瞬間でした。3.11で被災した人たちと熊本地震で被災した人たちがお互いに協力して前に進むためのこの企画はとても意味のあるものだったのではないかなと思います。

  4. Contrabass 金子 隆介(かねこ りゅうすけ)さん
    Contrabass 金子 隆介(かねこ りゅうすけ)さん

    小学校教諭

    TYOには友達の誘いで入団しました。僕自身、福島で被災したものの、深刻な被害は受けなかったため、震災についてよく理解していませんでした。その中で、有志演奏係として様々な場所での演奏に関わり被災地について学ぶことで、震災について理解をより深めることができました。被災地で演奏会を行ったことや、オケの中で様々な出身の人と関わったことが今の仕事に生きている気がします。TYOとしてみんなで心を一つにして行くためにも、目一杯楽しんで活動していってほしいと思います。

  5. Contrabass 吉田 飛鳥(よしだ あすか)さん

    学校事務職員

    1期設立時に、コントラバスが足りないということで誘われTYOに入団しました。パートリーダーを任せていただき、他のメンバーが演奏しやすいようにいつも心がけていました。もともと東北の人間ではありませんでしたが、TYOでの経験や様々な人との思い出を通して、東北へ愛着が湧き、東北の人々への感謝と恩返しをするために東北で就職することを決意しました。現役生の皆さん、坂本監督は、いまは遠いところにおりますが、それでもきっと私達を見守っているはずです。私も陰ながら応援していますので、TYOが続く限り東北から音楽と魅力を発信し続けてください!TYO最高!

  6. Oboe 須賀 文栄(すか あやえ)さん

    学生時代の友人と再度オーケストラで演奏したいと考え、入団しました。熊本城ホールのこけらおとし公演で熊本ユースの方たちと演奏できたことは、TYOでの一番の思い出です。TYOでの出会いは一生ものだと思います。支えてくださる方への感謝を音楽でぜひ表現していってください!

  7. Horn 松崎 奏(まつざきかなえ)さん
    Horn 松崎 奏(まつざきかなえ)さん

    言語聴覚士

    TYOでの経験は私にとって貴重で大切なものでした。震災について学んだり、私達が音楽をする意味を考えたり、少し人として成長できたかなと思います。現在は、社会的に困っている方の支援をする仕事につきたいと思い言語聴覚士として働いています。現役生の皆さん、東日本大震災から時間が立ち、震災の記憶がある団員は減ってきたのではないかと思います。その中でどんな想いでどういう音楽を作りたいのかを皆さんで考え、ぜひ音楽で伝えてもらえると嬉しいです!

  8. Trumpet 長谷川 桃(はせがわ もも)さん

    中学校教諭

    私はもともと坂本監督の音楽が好きで、被災3県の同世代の人たちと交流することやこれまでとは違う環境で演奏することで技能向上を図りたかったこともあり、TYOに入団することを決意しました。TYOでは、トランペットパートや同世代だけではなく、幅広い関わりを持つことに力を入れ、その経験は中学校教諭であるいまの私に結びついていると感じています。東北ユースオーケストラのますますのご活躍をお祈りしています。

  9. Trombone 河野 翼(こうのつばさ)さん

    システムエンジニア

    絶対に楽しいはず!という直感が働きTYOに入団しました。その直感は大当たり。様々な人たちの中で有意義な時間を過ごすことができました。特にTuba奏者の冨澤さんがバスを全力疾走で追いかけていたのは一番印象に残っています(笑)。現在は世の中のムダをITで変えるべくシステムエンジニアとして活動しています!

  10. Tuba 冨澤 悠太(とみざわ ゆうた)さん
    Tuba 冨澤 悠太(とみざわ ゆうた)さん

    高等学校教諭

    大学生になり新しいことをしてみたいと思いTYOに入団しました。私が一番力を入れていたのは、TYO有志団員による有志演奏会です。「楽しく学ぶこと」「経験を未来へ活かすこと」の2点を重視して初代リーダーを努めていました。端的に言えば、近年一般的になりつつあるホープツーリズムの概念が、活動をする上で力を入れていた部分です。TYOの経験は現在にも大きな影響を与えていると感じています。現役生の皆さん、TYOでいろんなことにチャレンジしてみてください!きっと先輩方や事務局の方々がサポートしてくれると思います。今しかできない思い出を作って、音楽を楽しんでください!

  11. Percussion 木島 美羽(きしま みう)さん
    Percussion 木島 美羽(きしま みう)さん

    コピーライター

    新聞で募集広告を見た母に進められたことがきっかけでTYOに入団しました。そこで、デザイン分野や芸術分野に興味を持ち、美術大学への進学を決意しました。現在は言葉という普遍的なツールを軸として空間やコミュニケーションをデザインしてみたいと思い、コピーライターとして活動しています。現役生の皆さん、自分が参加していた時のTYOとは大きく変わっているのではないかと思いますが、いまのTYOにしか出せない音があるでしょう。その経験がきっと自分の一部になっていくはずです!心ゆくまで、団員としての時間を楽しんでください!

  12. Percussion 浅野 海輝(あさの みく)さん
    Percussion 浅野 海輝(あさの みく)さん

    TYOには母のすすめで入団し、1期から9期まで活動させていただきました。他の団員とは比にならないくらい活動時期が長いので、9期演奏会の直前合宿で友人と思い出話で盛り上がったことがとても印象に残っています。自分とは違う価値観の団員がたくさんいるのがTYOの良いところです。現役団員の皆さんには、ぜひ色んな人と関わって、考え方や未来の幅を広げてもらえたら嬉しいです!