直前合宿最終日! 明日21日は岩手公演!!
今日の岩手日報です。
昨日取材してくださった藤田記者の記事が掲載されました。
明日のWBC準決勝を控える「朗希、大谷 大一番へ自然体」と郷土の英雄を伝える紙面の中で、社会面に取り上げてくださった並びの記事には、3月12日に団員が有志演奏で伺い校歌を演奏した大川小学校の現在を伝えるものでした。
12年経っても大震災の爪痕は残ったままです。
今日も東京フィルハーモニー交響楽団からのエキストラメンバーに加わっていただき、最終日の合奏練習を行いました。
ランチタイムは猛練習の栄養補給の貴重な機会。ホットミールの支給に長蛇の列ができます。
最後尾の仙台市から参加の中学2年生、ヴァイオリンの太田継美さんは殊勝なことに読書です。昨日も並ぶ間を惜しんで本を開いていたので、「何を読んでいるの?」と尋ねたら、阿刀田高『ギリシャ神話を知っていますか』でした。
その教養は将来必ず役立ちます!
福島市の同じく中学2年生ヴァイオリン組の佐藤瑞季さんは、昨日栁澤寿男さんから好きな食べ物を聞かれたところ、「胡椒」と答え、指揮が混乱するような波紋を呼びましたが、そのペッパーミル・パフォーマンスにも匹敵する特技がありました。
片手で卵割りです。
という今日のランチは牛丼でした。
福島事務局の竹田学さんもうれしそうでした。
牛丼は早々に飲み込み、練習に励んでいたのは、音大生の板垣なずなさん(福島県出身の大学4年生)によるホルン教室。
練習の成果は、明日からはじまる本番前のプレコンサートの団員への披露で聴かせてくれました。
ホルン七重奏、ご期待ください。
午後には詩の朗読で共演していただけるお二人が練習会場にお見えになりました。
吉永小百合さんは毎回皆勤賞の6回目、23日の福島公演(郡山市)、24日の宮城公演(名取市)、26日の東京公演にご出演くださいます。
今回はじめてピックアップされた寺山修司とヘッセの詩は、病気療養中の坂本龍一監督のことを思っての2篇だそうで、ことヘッセについては中学時代からお好きな作家と伺いました。
わずか3時間足らずのみの滞在で東京にお戻りになりました。ご多用のところリハーサルにご参加くださり誠にありがとうございました!
明日21日の岩手公演で共演していただけるのは、のんさん。
地元出身の宮沢賢治の「春と修羅」からの選詩には、「ウクライナ」の一語が含まれます。詩を選ばれた吉永さんは、「賢治はなぜ『ウクライナ』と詠んだんでしょうね」とおっしゃっていました。
全公演で初めて朗読される、311被災者である菊田心さんによる「ありがとう」は、もう勘弁してほしいと言いたくなるラストが待ち構えております。ご来場のみなさまは、ハンカチを握り締めてお聴きください。
そして毎年恒例と言えば、音楽著作権管理会社NexToneの代表取締役であり、TYO定期演奏会のパンフレットの楽曲解説執筆者である、荒川祐二さんが、いつもの差し入れを持って激励に来られました。「東北ユースオーケストラ は最後の馬鹿力が凄い。明日の本番を聴くのを楽しみにしています。」
「シュークリームおじさん」の別名を持つ荒川さんからの差し入れは、もちろん。
スイーツで合宿の仕上げができます、ありがとうございます。
ようやく本番前日になって明日のメインの楽曲、マーラーの交響曲第5番を通しで練習できた夕方。
カウントダウンボードを前に元気な女子4人は、第1期からのメンバー。左から⻄野蒼さん(宮城県出身、トロンボーン)、千葉愛子さん(宮城県出身、ヴァイオリン)、阿部姫乃さん(福島県出身、ヴァイオリン)の大学生に、4月から東京で大学生活をはじめる鈴木南美さん(宮城県出身、ヴァイオリン)。さすが直前合宿を心得た、そのタフな明るさに元気をもらいました。
夕食を一番に取り来た栁澤さんは、相当お疲れのご様子です・・・。
しかし、カメラを向けるとピースする人たち。
海津洸太くん(福島県出身ん、トロンボーン)の「おかゆ。」Tシャツにも映り込む元気さ!
鈴木さんと同級生の坂本彩雲さん(宮城県出身、フルート)も加わって、このしぶとく明るい、ピースする人たちを見習いたいものです。
夜の練習前に塘英純くん(福島県出身、大学3年生、パーカッション)作曲の今年のファンファーレが披露されました。
ヴァイオリン、クラリネット×2、パーカッション、ホルン、コントラバスという不思議な組み合わせは、団員からの公募だそうです。どんな曲なのかは開演直前にお聴きいただけます。
最終的な確認も済み、直前合宿は終了!
ホールからのご依頼で、全員で消毒作業を行います。
佐々木芹さん(福島県出身、大学1年生、ヴァイオリン)は消毒担当で、浅野優月さん(福島県出身、高校2年生、フルート)が水拭き担当のペア。
こちらホルンの音楽教室の板垣なずなさんは消毒担当で、佐藤杏南さん(福島県出身、大学3年生、フルート)が水拭き担当のペア。
こちらは千田捺月さん(福島県出身、大学3年生、ホルン)と誉田憲丸くん(福島県出身、大学2年生、チェロ)の消毒した椅子運びペア。
東北ユースオーケストラ が無ければ出会わなかっただろう人たちが協力している姿には、胸迫るものがありますね。もちろん最大の協力は、みんなで一緒にひとつの音楽を奏でること。
3日間お世話になった田園ホール、ありがとう!
ついに明日から定期演奏会2023がはじまります!
みなさまのご来場をお待ちしています。
どの公演も当日券を販売いたします!!
会場でお会いしましょう。