ようやく練習を再開できました。
本日、第7期の合同練習会を福島市で再開することができました。福島民報ホールは一年ぶり。ちょっと会わない間に髪の毛の色が変わったり、ぐんと身長が伸びてたり、マスクをしているので、誰かわからない旧団員も7月にキックオフで一回だけ会った新団員もいて、名札を見ないと誰かわからない新鮮さがあります。
指揮の栁澤寿男さんも来年3月の演奏会に向けて、演目のベートーヴェンの第九についての解説や全国の自然災害の被災地からご参加予定の合唱の意義をあらためて語っていただき、いざ合奏。このままコロナ禍が収束し、2年越しの定期演奏会が実現できることを祈るばかりです。
午前中、うれしい訪問者が顔を出してくれました。今年の春、卒団して地元で看護師として働いている渡邉晴香さん(コントラバス担当)です。
チョコレートの差し入れを東京事務局の岡田直美さんに。 コロナ対応で大変な医療現場にいながら貴重なオフの日に現役団員の様子を見に来てくれました。採血したり放射線を取り扱ったりする日々の話を聞くと、「立派にならはったなぁ〜」としみじみ感慨深いものがあります。練習の様子についても、看護師視点から感染防止的にOKをもらえました。これは心強いです。頼りになります。 同じ今年春に卒団された看護師トリオとのインタビューはJA共済さんのスペシャルコンテンツでご覧いただけます。
こちら、渡邉晴香さんの差し入れを喜ぶ、甘いモノ好きの指揮者の栁澤敏男さんです。
感染防止に配慮したランチのあとは、坂本龍一監督による東北ユースオーケストラ のための新曲『いま時間が傾いて』の合奏練習です。11拍子という変拍子に手こずるパーカッションパートに「太鼓の達人だと思って練習してください」というアドバイスも。
この栁澤さんと同じポーズで午後に見学に来たOGを迎える、降り番のオーボエの関根彗くん。
去年の春に卒団した狩野諒也くん(ホルン担当)が、仙台から来てくれました(手ぶらで)。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、どっちが先輩かわからない会話をしていました。いかにも東北ユースオーケストラ なフラットなつながりの光景ですね。(その後、狩野くんは高級なお菓子詰め合わせ人数分を買って戻ってきてくれました。その社会人プレイに感心しましたが、OBOGのみなさんは、差し入れは気にせず、いつでもふらっと合同練習会に来てくださいね)
そして、この日は今月17日に実施予定の慶応連合三田会大会での依頼演奏の練習となりました。当日、対応できない栁澤さんに代わり、栗田博文さんに指揮をお願いできることになりました。
短期間で依頼曲の演奏を仕上げる必要があるため、各セクション、各奏者にピンポイントで細かく、てきぱきと具体的な指導をしていただきました。ありがとうございました。
慶応義塾大学のOBOGのみなさんにはご案内済みと聞いています。該当の善男善女のみなさんにおかれましては、大会券をお買い求めの上、ぜひリモートライブをお楽しみください。
疫病退散で2022年の3月に盛岡、仙台、福島、東京で「歓喜の歌」を。そして坂本監督オリジナル楽曲の世界初演の演奏ができますよう!