REPORT

2018.11.24

本日の有志演奏会 〜商店街の方から〜

本日の有志演奏会 〜商店街の方から〜


有志活動に対するご理解と、ご協力の形としてのクラウドファンディングを現在実施しておりますが、有志演奏会を受け入れてくださっている方々が、有志演奏会というものに対し、そもそもどうお感じになっているのか、率直なところをお聞きしました。

お話いただいたのは、南三陸さんさん商店街の阿部会長と佐藤さんです。

お二人とも共通しておっしゃっていただいたことがありましたので、お言葉の一部を抜粋させていただきます。

「まず、有志の皆さんがこうして何度も南三陸に足を運んでいただき、演奏していただけることは非常にありがたいことです。我々としては、応援していただいているという思いです。本当にそう感じてます。そしてお客様にとっても、商店街の賑わいを楽しんでいただけることになる。商店街というのは、音、音楽があると賑わいのレベルがグンと上がるんです。だから、できる限り継続してください。さんさん商店街にはフードコートがありますが、念願の囲いの工事が間もなく始まり、12月から稼働予定なので、真冬でも是非。これからも気兼ねなく使ってほしいです。そして、今日も思う存分演奏してください!」


さんさん商店街では、北海道の胆振東部地震に際し、いち早く募金を始め、登別商店会に義援金を手渡したとのことなのですが、阿部会長からとても示唆深いお話を伺いましたので、こちらも記載させていただきます。

「北海道で地震が起きて、支援先はどこにするかは後にして、まず始めました。すぐにやらないとだめ。熱がさめないうちに募金を開始したんです。そして、縁あって登別商店会に義援金として手渡すことができました。我々さんさん商店街がこれまでやってこられたのは、全国の商店街からの支えが大きかったりもします。お互い商人なので、同じような悩みを抱えていたりするんですね。いわば全国にいる同士なんです。」

タイミングを逸することなく行動を起こすこと。繋がりを大事にすること。

東北ユースオーケストラ全体や、有志活動においても大事なことを、説得力をもって語っていただいた思いがしました。さんさん商店街の皆様、我々東北ユースをよりよい方向へと後押ししていただき、ありがとうございます!