【団員インタビュー】鳥居紗季(オーボエ)
【団員インタビュー】鳥居紗季(オーボエ)
Q:好きな食べ物はなんですか
A:キュウリです。盛岡の冷麺って有名なんですが、上に乗っているキュウリがすごくおいしくて。大学の入学式の後に、学部のみんなで食べに行ったんですけど、そのときにみんなのキュウリを全部食べちゃったので、あだ名がキュウリになってしまったんですよ…(笑)人にすぐに覚えてもらえます(笑)納豆以外なら、なんでも好きですよ。
Q:住んでいるところはどこですか?
A:岩手です。
Q:音楽はいつからやってますか?
A:ピアノを4歳からはじめて、今も続けています。中学と高校では、フルートをやっていました。東北ユースオーケストラ(TYO)ではオーボエをやっていますが、まだ経験が浅いので、練習を頑張らなきゃいけないですね。
Q:音楽をやっていてよかったなぁと思うことはありますか?
A:大きな失敗をしてしまって、音楽をやめようと思ったことがあります。でも、演奏を聞いてくれた人から評価していただいたり、励ましていただいたり。人前に出ることで自分の自信にもつながっていくので続けています。そういうことは音楽をやっていないと得られないことだったなぁと思います。
Q:3.11の前と後で変わったことはありますか?
A:私の地元は、岩手県宮古市っていう沿岸地域なんですが、そこに「津波てんでんこ」っていう言葉があって、自分の身は自分で守れっていう意味なんです。今回の地震では避難が遅れて津波の被害にあった人がたくさんいて、あらためて自分の身は自分で守らなきゃいけないって気づきました。
Q:TYOに入ってどうですか?
A:よかったです。岩手だけじゃなくて、被災した宮城や福島の仲間と、ひとつの舞台で演奏できるっていうのはすばらしいことだと思っています。
Q:3月のコンサートへの意気込みを教えてください
A:今年はマーラーの交響曲一番っていう難しい曲もやりますし、民謡を取り入れたり、坂本龍一監督の楽曲も演奏するので、去年とは一味違う演奏を観客の皆さんに楽しんでほしいです。