REPORT

2017.02.16

【団員インタビュー】服部 未来子(ヴィオラ)

【団員インタビュー】服部 未来子(ヴィオラ)

コンサートまで、定期的に団員インタビューをお送りします。4人目は服部 未来子さん(ヴィオラ)です!


Q:出身はどこですか?

A:福島県です。


Q:好きな食べ物はなんですか?

A:辛いものが好きです。


Q:音楽はいつからやってるんですか?

A:バイオリンとピアノを5歳くらいからやっていて、中学校のころは吹奏楽部でホルンを吹いていました。高校でも吹奏楽部に入ってクラリネットをやって、大学に入ってからはバイオリンをまたはじめました。東北ユースオーケストラ(TYO)ではビオラに挑戦しています。


Q:音楽をやっていてよかったことはなんですか?

A:一番は友達が増えるってことだと思います。あとは、自分は演奏しているだけだけど、来場者の皆さんとコミュニケーションがとれるってことかなと。演奏中の反応もそうですし、アンケートでの感想でもそうですし。みんなで楽しむことができる空間を作れるのがいいなぁと思います。


Q:TYOでの活動どうですか?

A:色んな人がいるなぁと思って。自分より上手い人もいるし、これから伸びる人もいるし。でも、みんな、音楽が好きっていうのが伝わってくるのがいいです。はっきりとした自分の意志で集まってきているからモチベーションが高いと思います。



Q:3.11があって、変わったことはありますか?

A:周りの人たちが変わったなぁと思います。自分も変わってはいると思うんですが、あまり自覚はなくて、避難もしてないし、津波を見たわけでもない。でも「"福島"の人なんだね」って扱いをされるようになったことはわかります。あとは、だんだん忘れられてきているのかなというのは感じます。私が福島出身だから余計に感じるのかもしれませんが、実際には原発事故の問題はまだまだ存在しているし、避難している人もいます。避難先でのいじめのことも報道されています。自然災害は終わったけど、人的災害は続いていると思うんですが、忘れられてきている気がするんです。忘れてほしいという気持ちもあるんだけど、完璧に忘れてしまったら、教訓は残らないと思うし…。


Q:3月のコンサートに向けての意気込みをどうぞ!

A:去年は、大人の皆さんにおんぶに抱っこだったけど、今年は自分たちで工夫してやってきています。自分たちの息遣いとか、気持ちとか、気迫で、来てくれた人に喜んでもらえるような日にしたいです。チケットも決して安くないですから、その金額に見合うような演奏を提供しないといけないと思っています。楽しみですけど、怖いです(笑)不安のほうが大きいですが。。。郡山での公演もあるので、地元の人に「おらが街のオーケストラ」って思ってもらえるように、いい演奏をしたいと思っています。