REPORT

2026.05.30

日比谷音楽祭2026を終えて

5月30日、日比谷音楽祭2026での演奏を無事に終えることができました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。今回私たちは弦楽、金管、木管という多彩な編成で参加させていただきました。

私が日比谷音楽祭の実行委員長である亀田誠治さんに3月の定期演奏会でお会いした際、「誰もが自由に音楽を楽しめるボーダーレスな場を作りたい」という音楽祭にかける熱い思いを直接伺う機会がありました。その言葉に深く感銘を受け、音楽の持つ力を届ける一員として「私もより一層頑張ろう」という強い気持ちで今回参加しました。

今回は12期キックオフ前というタイミングもあり、全体での練習時間は決して多くはありませんでした。しかし、限られた少ない時間の中でもメンバー一人ひとりが集中して練習を重ね、本番に向けてお互いの音を磨き合ってきました。

そんな熱い思いを抱きながら迎えた本番前日、私たちは東京に集まり、リハーサルを行いました。するとそこへ、なんと今度は亀田さんご本人がリアルに私たちの応援へと駆けつけてくださったのです。SNSでの嬉しいやり取りを経て、今度は目の前に現れた亀田さんから直接、温かい激励のお言葉と音楽的なアドバイスをいただき、メンバー一同ぐっと身が引き締まると同時に、翌日へのモチベーションが最高潮に高まりました。


当日は会場に早めに到着したため、団員のみんなと一緒にとあるブースへ足を運びました。お邪魔したのは、三井住友銀行さんのブースです。 ここではなんと記念撮影をすることができ、SMBCの可愛いキャラクターと一緒に、団員一同とても楽しく撮影させていただきました。

さらに、撮影した写真をその場で印刷してもらえるだけでなく、出来上がった写真に自分たちで自由に落書きをすることも可能でした。音楽祭の思い出が、その場ですぐに素敵な「形」として残せたことが本当に嬉しかったです。楽しい企画で記念を残してくださった三井住友銀行さん、本当にありがとうございました!

そうして気持ちを高めたあと、いよいよ本番の時間を迎えました。 

私たちの出番の前はORANGE RANGEさんのステージだったこともあり、「こんな大物アーティストの後に、自分たちの演奏をちゃんと届けられるだろうか」「お客様が残ってくださるだろうか」という不安や緊張が、本番直前まで頭をよぎっていました。しかし、ステージへ向かうと、そこにはたくさんのお客様が待ってくださっており、不安は一気に嬉しさとパワーに変わりました。

ステージは、まずOB・OGの先輩方による息の合った演奏からスタートしました。曲目は『RYDEEN』と『Tong Poo(東風)』。東北ユースオーケストラといえば、坂本龍一監督です。このYMOの名曲2曲から始まったことで、まさに「東北ユースらしい」最高のアイデンティティを持ったスタートを切ることができたと思います。

続いては、華やかな金管五重奏による『魔女の宅急便メドレー』、そして温かみのある木管五重奏によるファミリーアニメの親しみやすい名曲たちへとバトンを繋ぎました。

そして私たちの弦楽合奏では、坂本監督の美しい旋律が響く『energy flow』と、疾走感あふれる『銀河鉄道999』を演奏しました。『銀河鉄道999』では、会場から自然と手拍子が沸き起こり、その温かい一体感の中で私たちメンバーも心から楽しんで演奏することができました。

最後は、全メンバーがステージに集い、全員合奏で『戦場のメリークリスマス』を演奏しました。 演奏が終わり、最後に客席の皆様の方を向いて手を振ったとき、目の前に広がっていたのはたくさんの温かい拍手とはじけるような笑顔でした。その景色を見た瞬間、「皆様に音楽が届き、喜んでもらえたんだ」と、大きな安心感と幸せな気持ちで胸がいっぱいになりました。

限られた練習時間の中でも、一人ひとりが思いを込めて演奏し、音楽を通じてお客様と心を通わせることができた、とても実りある一日となりました。応援してくださった皆様、そして素敵な機会をくださった実行委員長の亀田さんをはじめ日比谷音楽祭の皆様、本当にありがとうございました。