【団員レポート】第3回合同練習会が行われました。
10月5日に福島民報ホールにて第3回合同演奏会が行われました。
今回の練習は普段の栁澤さんのご指導ではなく、元NHK交響楽団のコンサートマスターとして著名な「MARO」さんこと篠崎史紀さんをはじめとするMusic Forceの講師の先生方をお呼びしてご指導いただきました。
マロさんは言わずもがな、講師の先生方もプロオケ所属であったり、様々な音楽活動をされていたり、今の日本のクラシック界を牽引していらっしゃる方々ばかりでした。
個人的にフルートの清水先生は私が高校生のころから知っている奏者で、今回ご指導いただいてとても光栄でした。
午前中は弦、木管、金管打に分かれてセクション練習を行いました。
お昼休み中にはマロさん著作の絵本『おんがく は まほう』を購入している団員もいました。
大友さんにはユースオーケストラの創設の裏側についてお話いただきました。
午後は13:00-13:40頃まで大友さんとマロさんの対談が行われました。
お二人はほぼ初対面であったそうですが、対談では息の合った対話を披露していただきました。
お二人の音楽経歴の違いや坂本龍一教授との出会い、教授と行なっていた活動などについてお話いただきました。
対談の中で特に印象に残ったのは、大友さんがおっしゃっていた「ネイティブな音楽」についてで、じゃんけんのリズムを例に挙げて、誰しもが何かしらのもともと備わっている音楽があるということを説明していただきました。
個人的なことですが、大友さんは私が幼いころに四季の里での復興のイベントでお会いしており、母校も福島高校で同じであるため、今回大友さんにユースの練習にお越しいただけて、非常にうれしかったです。
13:40-15:00は午前中の練習よりも細かいセクションに分かれて練習しました。
大友さんもセクション練習の見学をしていただきました。
15:00-16:30はマロさんの直接のご指導による全体の合奏練習が行われました。
練習の中でバイオリンパートのグリッサンドに対して「反抗期みたいに弾いてみて」とご指導いただきましたが、そのアドバイスの後にはっきりとしたグリッサンドになっていて感激しました。
練習後にはマロさんのご厚意でサイン会が開かれ、多くの団員が列に並んでいました。
マロさん、そしてMusic Forceの先生方、今回は福島まで足を運んでご指導いただき、本当にありがとうございました!
団員の皆さんは今回ご指導いただいた部分を重点的に個人練習に取り組み、次の合同練習までに改善していきましょう。
以上、フルートパートの浅野優月がお送りいたしました。