【団員レポート】TYO第10期 キックオフ!
【団員レポート】TYO第10期 キックオフ!
7月21日(日)に福島民報ホールにて第10期のキックオフと1回目の合同練習会を行いました。
まずは毎年恒例、TYO事務局長の田中宏和さんから東北ユースオーケストラの説明と今後の活動についてのお話がありました。
田中さんは先日なんと「タナカヒロカズカンパニー」を設立したそうです。そんな話を交えながら今後のTYOについてのお話をいただきました。
今年のTYOの目標は
1 音楽を通じて3.11のいまを伝え、未だ深い傷跡が残る現実を風化させない。2 坂本龍一監督の作品を演奏し、その創造性を後世に伝承する。3 自然災害の被災地の子どもたちとつながり、音楽を通じた支援を行う。です。
特に、3に関しては今年の1月1日におきた能登半島地震のこともあるので、力を入れていきたいと思う点です。
そして東北ユースオーケストラ代表理事の、ヤマハ株式会社の押木正人さんから激励のお言葉もいただきました。
続いて、毎年ご支援くださっているJA共済連福島の服部道夫さんからご挨拶とお茶の差し入れをいただきました。今年もよろしくお願いいたします。
この日の福島市は最高気温35.9℃の猛暑日だったので大変ありがたい差し入れでした。
そして、今期のキャプテンは前期(9期)に引き続き、福島県出身トロンボーンパートの大学3年生、海津洸太くんです。
9期のキックオフのときは当日にキャプテンを努めることを知ったそうですが、10期は2年目なので表情にゆとりが見られますね。
9期の写真と比べてみるとかなり落ち着いていますね。
10期は32名もの新規団員を迎えての94名でのスタートとなります。
早く顔と名前を覚えて仲良くなるのが個人的な目標です。
去年はOBOGが参加していたので新規団員は少なかったですが、今年は新規団員がとても多いので9期と比べて雰囲気がガラッと変わったなと感じました。
これまでのメンバーも自己紹介して顔合わせです。
彼は、ホルンパートの菊野奏良くん。第1期から参加していて、知ってる人は知っているベテラン団員です。キャプテンの右腕的存在と言っても過言ではありません。
ですが、最近は遅刻癖があるようで、毎練習のときにはモーニングコールしてやろうかなとキャプテンが言っていました。笑
全団員の自己紹介終了後は、今年3月の演奏会、
坂本監督追悼 東北ユースオーケストラ演奏会2024
のBlu-rayをみんなで鑑賞しました。
たった4ヶ月くらいしか経っていませんが、とても懐かしい気持ちになりました。
Blu-rayは1人ずつもらえたので、家でたくさん見ましたが、やはり一番の推しは"Merry Christmas Mr.Lawrence"です。
今年の演奏会では坂本監督のピアノから始まりました。あそこは何回見ても鳥肌が立ちます。画面の中だったとはいえ、坂本監督といっしょに演奏できたことがとても嬉しかったです。
演奏会鑑賞後は一旦解散で、
9月7日(土)に奈良の法隆寺で行われる「OTOBUTAI 2024 HORYUJI」に参加するメンバーは初の合奏練習です
指揮者の高井優希さんやピアニストの原摩利彦さんをお迎えしての練習です。
「OTOBUTAI 2024 HORYUJI」は11月10日(日)にMBS・TBS系列で放送されますので、ぜひ御覧ください。
https://www.mbs.jp/otobutai/
また、8月18日(日)福島市まちなか広場で行われる「Voice ふくしま 納涼祭」に東北ユースオーケストラから有志団員が参加いたします。
有志のメンバーも演奏会に向けて練習です。
演奏予定時刻は14:35頃です。お近くの方はぜひお越しください!
次回の練習から本格的に来年3月の演奏会にむけて合奏練習が始まります。素晴らしい演奏会にできるよう、団員一同練習に励んでいきます。
今年も東北ユースオーケストラの応援のほどよろしくお願いいたします。
by フルートパート石川慧花