そうだ、ここは北海道だった! 札幌夏季合宿第三日目レポート
今日は合宿3日目ということで、わたしたちの合宿地をご紹介します。札幌の中心部から車で20分ほど南に行った真駒内の丘に建つ、北海道青少年会館コンパスです。
東北ユースオーケストラがひたすら練習して、ご飯を食べて寝泊まりしている建物には、こちらの職員の方がリオのパラリンピアンらしく、あちこちにノボリや横断幕の盛り上がりです。
ロビーのマガジンラックに北海道成分を発見しました。
そして、1972年の札幌オリンピックのポスターが飾られています。エンブレムは永井一正氏。左のポスターは細谷巖氏によるデザイン。右は1964年の東京オリンピックのエンブレムとポスターを手がけた亀倉雄策氏。
左と真ん中も同じく亀倉雄策デザイン、右は河野鷹思氏によるもの。大御所だらけ!どれも日本のグラフィックデザイン界珠玉の作品ですね。この廊下を抜けた大会議室が練習会場となっています。
今日も朝8時から練習です。
今日の練習の指揮をとっているのは竹田学さん。福島のFTVジュニアオーケストラで講師をされています。昨日帰られた柳澤寿男さんが指導されたポイントを第四楽章から復習。
約3時間半の練習が終わったところで、チューバのいわき市出身の大学生、富澤悠太くんが、「今日は竹田先生の誕生日です」と発表。団員でハッピーバースデートゥーユーを演奏。唐突なお祝いに照れる本日38歳となった竹田さん(独身婚活中)でした。
さて、12時間近いマーラー交響曲第一番の練習を経て、気づいたこと。北海道らしい体験をまったくしていない、ここは千葉かと。そこで、午後はようやくリクリエーションの時間!北海道らしいことをしようがテーマです。まずはノグチ・イサムが設計したモエレ沼公園へ。広大な公園に遊びに飢えた50名弱の青少年たちが散らばったものですから、わたくしはママチャリ借りて記念写真の捕獲に翻弄されました。
しかも二日間演奏のみで運動したくてうずうずしていたのか、丘の上まで登った猛者多数。こちらそんな体力に不安を覚えるほうなので制覇組が写り込んでいるだろう写真でご容赦ください。
お約束的記念写真!
次は場所を移して正式名称は札幌市農業体験交流施設のサッポロさとらんどへ。いわゆる昨年の宮古島合宿におけるシーサーづくり体験的なプログラムですね。こちら生バターづくりチーム。
とにかく固まるまでマラカスのごとく振り続けます。そして、かき混ぜる型の2チーム。まずはアイスクリームづくり体験チーム。
そして、一番人気の生キャラメルづくり体験チーム。
6次産業体験をしたあとは、まだまだ身体を動かしたいのか、みな思い思いにサイクリング。あの練習の緊迫した雰囲気とは真逆の笑顔でいっぱいでした。
そんな息抜きの時間を過ごしている間、北海道大学から借りた大型楽器を返しに、事務局の飯島さんをリーダーに北大の河野くん他大学生メンバーの富澤くん、大波さん、筒井くんは別行動で奉仕してくれました。ありがとう!
そして、夜は昨日に続き東北ユースオーケストラをもっと知ってもらうワークショップ第二夜。伊藤菜衣子さん、長嶋りかこさんのライトヘビー級デザイン日本代表ペアの登場です。
今日も団員がアップしたinstagramの練習用アカウントを見ながら、伊藤さんが講評、解説、改善点の指摘、効果的なSNSでの情報発信について学びました。何しろ小学生がどんなハッシュタグがいいかアイデアを出し合うほどですから、TYOのソーシャルコミュ基礎能力は相当アップしたもののと思われます。今後のホームページでの情報発信にご期待ください。
そして、SNSでの個人的発信の成果で、わたくしの札幌出張をFacebookで知った札幌在住の田中宏和さんから連絡をいただき、111番目の田中宏和さん「サブスリーの田中宏和さん」と今晩すすきので初対面することができました!
引き続き東北ユースオーケストラのみならず、ついでにうっかり田中宏和運動へも応援をよろしくお願いします!
田中宏和.com | 田中宏和宣言!!
http://www.tanakahirokazu.com/