REPORT

2016.07.08

第2期の追加団員(若干名)をひっそりこっそり募集しています。

第2期の追加団員(若干名)をひっそりこっそり募集しています。

お待たせしました。おかげさまでようやく第2期の団員募集をはじめることができました。

3月の第一回演奏会からこの間に今年度の活動計画を決め、昨年度の団員の継続意向を聞き、次回の演奏会のメイン楽曲の楽曲編成と照合し、足りないパートを洗い出し、現メンバーからの推薦を募りといろいろやっていらうちに、予想以上に継続者が多数(去年の活動への満足度が高く、就職や受験の理由以外は辞める人がほとんどいなかったのは事務局としてうれしい誤算でした)、評判を聞いて推薦希望者も多数と、長い道のりを経て結局今年度は若干名の補充とすることになりました。ある程度定員を置かざるを得ないのは、一度にステージに乗り切る限界値があるからでして、せいぜい110名ほどなんですね。東北ユースオーケストラの理念からすると、全員にステージに乗って欲しい、そして、そもそも入団希望者にオーディションや選考をしてお断りしたくないため、今回の募集はひっそりこっそりの方針で行うことにしました。去年は立ち上がりもいうこともあり、一般社団法人の理事である岩手日報、河北新報、福島民報の新聞紙面でも告知したのですが。そのうち楽曲を持っていないけどオケで演奏したい子供たち向けにビギナーコースとか設けて、もっと団員の人数や多様性を増していきたいと考えております。

今回の募集とあわせてさらりと発表していますのが、夏の合宿地と来年3月の演奏会のメイン楽曲です。去年の台風の進路を気にしながらの宮古島合宿に懲り、今年は北海道です。沖縄の次は北海道って何とわかりやすい。去年のシーサーづくりにあたる活動として、牛の乳搾りなどを検討しております。そして、練習するのはマーラーの交響曲第1番です。ジュニアなオケでマーラーは大丈夫なのかと演奏能力を危ぶまれる向きもあろうかと思いますが、指揮の柳澤寿男さんによると今の東北ユースなら練習すればお聞かせできるくらいに本番までに仕上がるとのこと。安心です。前回のチャイコフスキーの交響曲第5番を子供たちが「チャイゴ」と呼んでいて驚嘆したように、子供たちは「マライチ」と言っています。今年の三島由紀夫賞を受賞した蓮實重彦「伯爵夫人」にならうなら「摩羅一」ですよ。

という大人の話題はさておき、今年度の追加募集対象は、

小学4年生から大学4年生までの方で、2011年3月11日に福島県、宮城県、岩手県に住んでいた、または、現在もお住まいの方で、

募集楽器は、

ヴァイオリン / ヴィオラ / チェロ / コントラバス / ファゴット/ティンパニを含むパーカッションとなります。

あと大事なのが毎回の練習に確実に来れる方。ここ大事なんです。詳しく情報やエントリーフォームはこちらからどうぞ。

http://tohoku-youth-orchestra.org/entry.html

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